国木田独歩百年忌記念事業に関する趣意書
|
これは独歩が死の直前に茅ヶ崎の病院でうたった詩の一節です。
銚子新生で生を受け、その後生涯を通じて地元銚子を訪れたのは数回でしかありません。
しかしいまわの際に脳裏に去来したものは生まれ故郷の風景であったのでした。
それは又、決して恵まれたとはいえない自らの生涯の心象風景でもあったに違いありません。
独歩は銚子で誕生し、銚子の人として生を全うしたのです。そのことで私たちはいっそう親近感を覚えるわけです。
独歩は百年を経た今でも、近代日本文学史上に燦然と輝いている作家です。
昭和三十五年の五十年忌に地元有志を始めとする多くの方々の賛同と尽力で犬吠の海を臨む海鹿島にその偉業を永遠に顕彰すべく文学碑が建立されました。
自然石の巨岩には独歩の悲痛な叫びとも聞こえる「なつかしき わが故郷は 何処ぞや」の碑文が刻まれております。
また敬愛する関係者が集い六月二十三日(独歩の命日)合わせ碑前祭を毎年行っております。
平成二十年には百年忌という節目をむかえます。
私達は、その偉業を讃え郷土の文豪として再認識をし「独歩百年忌記念実行委員会」を結成し、文化事業として是非成功させたいと熱く願っております。
以上の趣旨をご理解いただき、一人でも多くの皆様に参加、ご協してくださいますよう心からお願い申し上げます。
事業案
1.文化碑の建立 銚子駅前案
2.独歩ロードの設定
3.文学賞の設定
4.独歩資料室の創設
5.記念講演 等
百年忌は民間団体独自で行える事業ではなく、地域の文化事業と位置付け賛助団体として協力し、全国の独歩や文学愛好者からも募金を募り市民参加型の運動と考えております。
呼掛人 国木田独歩百年忌記念事業実行委員会 会長 信田臣一
国木田独歩の会 世話人代表 青柳正二郎
平成十八年九月吉日
|
|
|