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国木田独歩百年忌記念事業に寄せて
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江戸時代、紀州(和歌山県)の人たちによって銚子に醤油醸造や漁業の技術が伝えられ、
加えて、東北諸藩の物資を江戸へ運ぶ水運の中継港として、銚子は関東の一大産業都市として栄えました。
郷土の文豪「国木田独歩」が足跡を残した明治時代も、関東の五大都市の一つと称されるほどの隆盛を誇っていた頃であり、
賑やかな街並みだけでなく、文化的にも華やかな都市でありました。
私は、市長就任にあたり、「輝きを取り戻し名門銚子の復活を図る」を目標に掲げましたが、
その推進の原動力は、郷土への誇りと愛着心をもつ心にあると確信しております。
そして、銚子発展の礎を築いた先人の方々の偉業に感謝しつつ、これらの方々が持ち続けた信念や気概、
進取の精神に対し尊敬と敬愛の念を忘れることなく、まちづくりに反映させていくことが必要であると感じています。
これらの精神は、平成18年12月に宣言いたしました「健康スポーツ文化都市宣言」の中でもうたわれ、
今後、郷土の美しい自然や先人に培われた歴史や伝統を大切にする活動について
積極的に展開していきたいと考えております。
そのような意味において、このたびの「国木田独歩百年忌記念事業」は、まさしくこの趣旨と意を一にするものです。
そして、熱意ある市民有志の皆様から発案され、展開されていることに大きな意義を感じます。
海鹿島町にある独歩の文学碑は、50年忌の記念事業として、
やはり地元有志をはじめとする多くの方々の賛同と尽力で建立されたと伺いました。
自然石の巨岩に刻み込まれた壮大な文学碑は、今や貴重な地域資源として位置づけられており、
今回の事業についてもきっと本市の歴史上意義深いものになるものと思います。
私も賛同者の一人として、明治の文壇に不朽の足跡を残した国木田独歩を郷土の誇りとし、
さらに広く知られ親しまれるよう努めるとともに、事業の成功に尽力していきたいと考えております。
ホームページをご覧いただいております皆様方の幅広いご賛同とご協力を心からお願い申し上げます。
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銚子市長 岡 野 俊 昭
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